「市民活動応援フェスタ~みんなの活動大展示会~」開催レポート
2025年11月1日(土)、市内における市民活動をより多くの方に知っていただき、市民活動団体と市民のみなさまとの交流を目的とした「市民活動応援フェスタ~みんなの活動大展示会~」を開催しました。前日が雨天で翌日も天気が危ぶまれましたが、当日は快晴!気持ちの良い一日となりました。
「大展示会」の名の通り、おにクルの1階と7階をきゃぱすがジャック。館内のあちこちで、市内で活動する団体が展示やワークショップなどを通して自身の活動を紹介しました。
当日の参加団体は63団体、来場者はのべ3,500人。
多くの方にご来場いただき、市内で活動している団体やきゃぱすを知っていただける絶好の機会になりました。
足を止めてじっと展示に見入る人、ワークショップを楽しむ親子、舞台で活動を発表する人や拍手を送る人…たくさんの活動と人々が出会える“場”が開かれていました。出展者と来場者の交流や団体同士の情報交換など、私たちがフェスタの目的としていたことが実現し、大変嬉しく思っています。
参加された団体からも、「同じ活動をしている方に声をかけてもらった」「展示ポスターを見て告知の参考になった」「多くの方に活動を知ってもらった」といったお声をいただきました。
当日は、福祉啓発ユニットLanT’nkいばらきが主催する福祉マルシェも同日開催。主催者からは「今までで一番の来場者があり、多くの方と交流できて良かった」と喜びの声をいただきました。
【1階 きたしんホール】
きたしんホールは、NPO法人おくちのけんこうによる、活動紹介とはみがきうさぎのダンスショーから始まりました。はみがきうさぎとモクローが登場し、子どもたちが一緒にダンスを楽しみました。
続いて、NPO法人つばさネットワークによる発表が行われました。気仙沼や能登半島での復興ボランティア活動について、高校生が自らの経験を交えて報告。観覧されているみなさまは、真剣に聞き入っている様子が見れました。


午後からは、基調講演として、コミュニティデザインラボ 所長の松崎亮氏による講演会「おにもクルようなまちが本当にいい理由」を実施しました。独自のアイデアで町づくりにイノベーションを起こしてきた興味深いお話に、皆さん興味深く聞き入っていました。
講演会に続いて行われたトークセッションでは、市内で市民活動に取り組まれている方々が参加。「こんな時どうしてる?」をテーマに、活動にまつわる思いや工夫、5年後についてなど、活発な意見交換がなされていました。


【1階 オープンギャラリー・エントランス広場・大屋根広場・クッキングラボことこと】
オープンギャラリー、エントランス広場では、団体展示やワークショップ、販売のブースが勢ぞろい。多くの人が足を止める中、ワークショップ体験や手作り品などの販売を通して、それぞれの団体が日頃の活動をPRしました。
大屋根広場の野外ステージでは、次々と各団体の活動発表が行われました。短い時間の中で、皆さん精一杯趣向を凝らして活動をPRしました。
ステージでは午後からはコンサートも開催。向陽台高等学校軽音楽部による演奏やいばらきリトミックくらぶによるパフォーマンスに、たくさんのギャラリーが集まっていました。
クッキングラボことことでは、親子で学べる「エコ・クッキング」があり、食を通じて、エコについて親子で学ぶ時間となりました。
午後からは、追手門学院大学公認サークルFlavor coffee roastersによる淹れたての自焙煎コーヒーの出店もありました。学生が自ら焙煎した豆をその場で挽き、丁寧に淹れてくれるコーヒーは、いつもとは香りも味わいも異なり、多くの方との会話が弾むひとときとなりました。









【7階 会議室1,2・屋上広場・ホワイエ・市民交流スペース】
交流ホワイエと屋上広場では、おにクルーズによる「おにクルーズ学園~オープンスクール~」を開園。お子さんからシニアまで、さまざまな学びを体験しました。会場となる芝生広場では、好天のもと賑やかな声が響いていました。
会議室は、エシカリズムによる「share会」を開催。お譲り会ぐるりをはじめ、モノ・スキル・デキル・トクイをみんなでシェアして楽しむ空間となっており、たくさんの人々が訪れて終日大盛況でした。
市民交流スペースでは、大学生団体によるワークショップも開催されて、大学生との交流ができる場となっていました。



ご来場いただいた皆様、出展いただいた市民活動団体の皆様、プログラム企画、運営に携わっていただいた市民活動団体の皆様、会場設営から運営、撤収のお手伝い、イベントの盛り上げにご協力いただいた向陽台高等学校ボランティア部はじめ学生ボランティアの皆様、ご協力ありがとうございました。
多くの方々のおかげで実現した市民活動応援フェスタ。この日の出会いが、みなさまの次の一歩へのきっかけになればと願っています。